3月29日に解禁となり、6月5日にて終了しました桜えび春漁の概況をお知らせいたします。

ご覧いただくように、今年はより一層希少な駿河湾の宝石となりました。
一回一回を大切に加工いたしました。
ヤママルの桜えびを今後ともよろしくお願いいたします。

【出漁回数】
合計18回。そのうち入札できない水揚げが少なかった日が2日ありました。
4月中旬過ぎまでは表層の濁りや水温上昇待ちのため出漁回数は伸びませんでした。
5月も、ピークとなる連休以降に2つの台風で3週間に4回のみの出漁でした。

【漁場】
主に大井川沖での水揚げでした。
例年春漁の主漁場となる富士川沖は不調でした。

【総水揚げ量】
41482杯 622トンでした。
昨年度は720トン。
春、秋ともに不漁に終わった平成22年度春漁640トンを下回る水揚げでした。

【桜えびの状態】
全体的に、昨年夏生まれの0歳エビのサイズが細く、本来期待したい春漁のサイズまで成長しきれていませんでした。
群れが薄いため、混獲が多かったです。
漁期終盤は、ほぼ出漁がなかったのですが、抱卵した桜えびは少ないです。

尚、トン数などは全て弊社調べとなります。ご了承ください。