ヤママルのお仕事のこと 生桜えび編
駿河湾産生桜えび
ヤママルの「駿河湾産生桜えび」はひと味違います!
その秘密は...
"駿河湾海洋深層水">を用いて洗浄する行程にあります。
「深層水とは」
大西洋の北、グリーンランド沖で冷やされた海水が海底に沈み、水深数千メートルの深層をゆっくりと流れ、2000 年余の歳月をかけて太平洋に到る。
この地球規模の流れを海洋学では「深層水」と呼んできた。...(中略)...なぜ、このような海水が「深層水」と呼ばれて注目されるのか。
それは、水深が200m より深くなると太陽の光がほとんど届かないため表層と異なる特性を持つからである。
すなわち、水温が低く周年一定であり(低温安定)、光を必要とする多くの生物が生息できないため、水中の栄養が消費されずに残り(高栄養)、細菌も少なく有害物質もほとんど検出されない(清浄)。
こうした特徴を持つ深層水は水産をはじめ、食品、医薬品、発電等多くの分野で利用できると考えられている。しかも、深層水は地球の海の95%以上に相当し、循環、再生することから、クリーンで持続的に利用が可能な21 世紀 の資源と言われている。
「駿河湾深層水」
駿河湾は水深が2500m で日本一深い湾である。しかも、太平洋に開口していることから黒潮系水、亜寒帯中層水、太平洋深層水と起源の異なる3層の水塊で構成される。...(中略)...駿河湾深層水の水温は397m が約10℃、687m が約5℃で周年安定しており、窒素やリンなどの栄養分は深くなるにつれて数十倍に増加する。
また、表層に比べ微生物も少なく、深層水の特性である低温安定、高栄養、清浄性を有する。...(中略)...また、C14 を利用した年代測定で687m層は千年以上前に深層へ沈み込んだ海水と推定された。国内で取水される深層水の多くが100 年未満であることからすると、687m 層は桁違いに長い年月を深層で過ごしていることになる。
以上 静岡県水産技術研究所HP より引用
リンク:http://fish-exp.pref.shizuoka.jp
よりおいしい生桜えび製品にするために
これがヤママルが生桜えびの洗浄に使用している、駿河湾海洋深層水のタンクです。
高い栄養素、安定した低温環境、そして清浄であること。
特にミネラル成分は表層水の数倍〜数百倍含まれています。
桜えびと同じ駿河湾からやってきた海洋深層水を使用することで、よりおいしく、より清らかな、生桜えび製品を目指しています。